マリー・アントワネットの日記 Bleu

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マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)

吉川トリコさんの小説。
上巻がRose、下巻がBleuです。
最後どうなるのか、すでに歴史の教科書でネタバレをくらっているわけですが、それでも楽しく読めます。
明るく締めているのに、読後にずーんと重いものが残る本でした。

宝塚ファンだと「ベルばら」や「スカピン」や「1789」、最近だと「ひかりふる路」でフランス革命はおなじみのものになっていて、マリー・アントワネットは悪役みたいに書かれがちです。
この本を読んだら、アントワネットはたまたま巻き込まれただけだったような気もしてきました。

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