檸檬のころ

檸檬のころ (幻冬舎文庫)

豊島ミホさんの小説。
ずーっと前に読んだはずですが、改めて読んで全然記憶になかったので、
本当に読んだのかな?という感じでした。

豊島ミホさんの小説は書けそうで書けなさそうさがすごいです。
文章が平易でわかりやすいのでわたしにもこれぐらい書けそうと錯覚するのですが、
よくよく読んでみるとこんなん書けるわけないやんというきらめきに満ちています。

豊島ミホさんは現在小説を書かれていません。
休筆の理由が書かれたエッセイまで読みました。
久しぶりに『檸檬のころ』を読んでみて、既刊を全部読み直したいなと思いました。

【2022再読】
2018年のわたし、「既刊を全部読み直したいな」じゃねぇよ、読んでないじゃねぇか。
今本当に読み直しています。

『檸檬のころ』改めて読みましたがパーフェクトですね。
どの一作が欠けてもダメだなという感じの短編集。

わたしは「ラブソング」の文化祭のカフェで、
オタク男子が似合わないエプロン姿で注文係をやっているところがめちゃくちゃ好きで(文庫版205ページ)、
ただのモブのシーンがこんなに輝いて見えるのはすごいな! と今回も感嘆しました。

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