テレビにもよく出ていた戦場カメラマン渡部陽一さんの著書です。
渡部さんとは同郷で同じ高校を出ているので、親近感があります。
プライベートの話やテレビに出ていた話があまりないのが良かったです。
本当に戦場カメラマンとしての仕事術を書いたのだということがよくわかります。
撮った写真を使ってもらうために営業した話は勉強になりました。
フリーランスの人が読むと通じるものがあるかもしれません。
過酷な現場の状況よりも自分がどう感じたのかが詳しく書かれているので
残酷な描写が苦手なわたしも無理なく読むことができました。