すでに単行本では読んでいたのですが(そのとき書いた感想)、このたび文庫版が出たので読みました。
後日談の「それから」は「あとがき」も収録されていますが、ほんのちょっとだけです。
物足りなく感じてしまいましたが、本編だけで完結しているということでしょう。
次男のボギーくんが町の広報紙に取材されたというエピソードが載っていたので、広報紙しんとくで探してしまいました。
ちゃんと見つかりました。
宮下さんというのはペンネームではなく、本当に宮下さんなんですね。
想像していたより子どもでした。
というより勝手に想像していただけで、そういえばまだ中学1年生だったと納得しました。
大晦日に「地上波の紅白が映らなくて見られなかった」というエピソードが出てくるのですが、それ以前に「難視聴地区なのでBSで地上波が見られる」という話が出てくるので、「?」となりました。
わたしが一番面白かったのは、六月某日の「土砂降り」です。
「そこなの?」と思われそうですが。