のび太の日本誕生、のび太とアニマル惑星、のび太のドラビアンナイトが収録されています。
わたしはまさに直撃世代の、とても思い出深い3本です。
「ジャイアンツのバッターは他球団に入ればみんな4番」みたいな言い方がありますが、
この3本にも4番バッターのような力を感じます。
やっぱり日本誕生は面白いですね!
大長編の中でもわかりやすい話になっています。
中に料理が入ったダイコンはいま見ても魅力的です。
アニマル惑星はかわいい話に見せかけてスケールが大きいですね。
のび太の「ツキの月」のくだりが笑えます。
妖怪ウォッチの映画ではウィスパーが「ご都合主義!」と突っ込んでいましたが、
ドラえもんは「ゴツゴーシュンギク」とさらりと説明しているところが面白いです。
ドラビアンナイトはふわふわっとした話です。
F先生も「これまでのシリーズ作品とは、ひと味ちがった作品です」と書いています。
シンドバッドの描かれ方が斬新です。
大長編を読むと、映画のほうも見たくなります。
子ども時代が懐かしくなるような3本でした。