太陽の塔

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太陽の塔 (新潮文庫)

森見登美彦さんの言わずと知れたデビュー作です。
大学時代にも読んだはずなのに全く覚えていなくて、改めて読みました。

2003年の発行当時、わたしは大学2回生でした。
周囲で話題になっていたので読んでみたのですが、
「わたしにはあんまり合わないなぁ」なんて言っていました。
でも「ええじゃないか」のくだりは覚えていたので、
一応最後まで読んだのだと思います。

それから13年半経ってもう一度読んでみたところ、
やっぱりわたしには合わなかったです。
面白くなくはないけれど、それほどかな…?という感じです。
しかし、ほかの森見さんの作品では「面白い!」と思ったこともあるので、
『太陽の塔』があまり合わないだけだと思います。

2003年に読んだ当時、森見さんは一発屋だと思っていました。
現在も小説家として活躍されていて、
わたしの見る目はまったく当てにならないと再認識しました。

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