9月に胃がんでお亡くなりになった黒木奈々さんの著書です。
わたしも年齢が近いのでかなりショックでした。
「もっと自分の身体をいたわればよかった」
と後悔していらっしゃいますが、
この年齢でがんになるなんて思ってもみなかったでしょう。
この本はことし2月までの記録で終わっています。
あと半年ぐらいで亡くなってしまうなんて
さぞかし無念だっただろうと思います。
読んで思ったのはニュースキャスターという
お仕事への意識の高さです。
入院中もずっと現場に復帰したいと願っていたそうです。
自分は健康なのに全く働いていなくて
なんだか申し訳ないような気がしてしまいました。
ご両親との描写からは仲の良さが伝わってきます。
お母さまもがん経験者だったのだとか。
娘さんを亡くしてしまわれた
現在のことを思うと胸が痛みました。