何気なく手に取った本でしたが思った以上に感銘を受けました。
自分のために書かれたのではないかと思うぐらい
ぴたっと心にハマるものがありました。
わたしも他人をうらやんでばかりいるので
「私は私」というのがいかに難しいことかよくわかります。
豪邸に住んでいる人のことを嫉妬してしまったけれど、
本当は欲しくないから持っていないのだと気付いた
というエピソードが載っていました。
筆者はこれを負け惜しみだと思っていたそうですが、
友達に言われて
「私は本当に欲しくなかったのだ」
と気付いたと書いています。
たしかに人それぞれ欲しいものは違うので
他人がうらやむものを自分が欲しくなくてもおかしくありません。
どうしても欲しいものを今は持っていないとしても、
10年後には手に入っているかもしれない
というくだりも印象に残りました。
今の自分を肯定することが大事なのだそうです。
わたしにとって難しいことですが、意識的にやっていきたいと思います。