じっと手を見る Posted on 2020-09-28 by 宮島ムー ※画像はAmazon詳細ページにリンクしています 窪美澄さんの直木賞候補作。 富士山のふもとで働く介護職の若者たちの話です。 田舎に漂う閉塞感がリアルに描かれていて、胸が痛くなることもしばしば。 田舎産まれ田舎育ちの者としては「見世物じゃねぇんだぞ」と言いたくなる気持ちもありました。 ラストも「それでいいの!?」とちょっと思いました。 じっと手を見る (幻冬舎文庫)