深沢潮さんの小説。
同じ幼稚園に子どもを通わせるママ友5人が紆余曲折あってなんとなく丸くおさまるストーリー。
小説だけあってこの5人の個性がすごく、最初のうちはだいぶドロドロしていて「こんな幼稚園じゃなくてよかったー!」と思いながら読んでいたのですが、途中から不思議と前向きな気分になれて、読後感のよい小説でした。
ママ友のドロドロストーリーを期待して読むと、最後のほうは物足りないかもしれません。
小説なので極端だったりご都合主義だったりするところはありますが、共感できるところもあります。
わたしと同様、幼稚園児のお母さんには特におすすめです。