命を守る教育-3.11釜石からの教訓

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命を守る教育

東日本大震災で津波の被害を受けながら、小中学生のほとんどが生き残った釜石市。
それは小中学生に向けた津波教育のたまものでした。

この本は子ども向けの津波教育を提唱し、実際に関わってきた片田敏孝さんの著章です。
小中学生が率先して逃げたので、地域の人やもっと小さな子どもたちも助かったのだとか。
しかし犠牲者が出てしまったので、目標が達成したとはいえないと書かれていました。
それでも子どもの防災意識を高めるのはよいアプローチだったと思います。

釜石東中学校3年生のみなさんが書いた作文も載っています。
「みんな逃げられてよかったね」と思ってしまうのですが、
やはりそこは楽天的な話ではなく、みんな心に傷を負っていることがわかりました。
あれから6年、子どもたちはどんな大人になっているのでしょうか。

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