太陽のパスタ、豆のスープ

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太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

宮下奈都さんの小説です。
婚約破棄された主人公が、元気を取り戻していくまでが描かれています。

正直なところそれほど面白くなかったのですが、
そこまでつまらないわけでもないという感じです。
自分が何をしたいのかよくわからなくなるところは共感できました。

ただ、主人公が友達や家族、仕事に恵まれているので、
「そりゃ立ち直れるでしょうよ」と思ってしまいました。
日々しんどい思いをしている人にはあまり向いていない作品だと思います。

カープファンにとって、ちょっとニヤッとする文章が出てきました。
ところどころ面白い部分はあるので、期待しすぎず読むといいかもしれません。

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