ヒットの崩壊

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ヒットの崩壊 (講談社現代新書)

柴那典さんの著書です。
ヒット曲が生まれなくなった背景について書かれています。

この本を知ったきっかけは、ミュージックステーションでした。
ゴールンデンボンバーの「#CDが売れないこんな世の中じゃ」の曲紹介でこの本が使われていて、面白そうだと思って読みました。

わたしが10代だった90年代はCDがとても売れた時代です。
あまり音楽に興味がないわたしでも、ときどき気に入った曲のCDを買っていました。
CDを買わずともヒット曲は知っていて、なんとなく口ずさむことができたものです。

「大人になってからヒット曲に疎くなったな~」と思っていたのですが、この本によれば、ヒット曲そのものがなくなったということみたいです。

カラオケが新曲を歌う場から定番曲を歌う場に変わったという指摘も興味深かったです。
カラオケに行って、履歴を見ると、自分たちも歌う曲がたくさん入っていることがよくあります。
「大学時代から同じ曲ばっかり歌っているな~」と思っていたのは、時代の流れから見てもおかしくないことなのだと思いました。

ヒット曲に多少なりとも興味がある人なら、楽しく読めると思います。

こちらの本もどうぞ

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