雨宮まみさんの著書です。
最近お亡くなりになったと聞いて、とても驚きました。
わたしが雨宮まみさんを知ったのは能町さんと某氏のこじらせ女子騒動のときです。
それから『女子をこじらせて』を読んで
「こんな文章を書く人がいるのか」と衝撃を受けました。
それがことしの4月のことです。
宝塚ファンだと知って親近感を覚え、ほかの著作も読んだうえで
急死の知らせを聞いたので少なからずショックでした。
『東京を生きる』は重く響いてくる本でした。
たとえばわたしがブログを書いているときには書かないような
深い部分を掬い取って文章に起こしていて、圧倒されます。
さらにいま雨宮さんがこの世にいないということがわかっているので
「死」という文字が出てくるとドキッとしてしまいます。
植松努さんが著書の中で
自分はZARDのファンだった。
坂井さんが亡くなって新曲が聞けなくなるのが寂しい。
命というのは可能性なのだ。
という趣旨のことを書いていて、たしかにそうだなぁと思ったものです。
それと同じで、雨宮さんの新作が読めないというのはとても寂しいです。