朝日新聞の連載「悩みのるつぼ」をまとめた本です。
美輪明宏さんの回答は痛烈でありながら
相手のことをしっかり考えているのが伝わってきます。
相談者も相談者で「わたしは異性にもてる」とか「悪いのは全部妻」とか
ネットだったら「釣りかな?」と思ってしまうような内容ばかりです。
でも匿名だからこそ本音で書いているのかなという気もします。
この本の中で一番好きな答えは「幸せを数えなさい」というところ。
わたしも足りないことばかり考えてしょっちゅう落ち込んでいますが
家族もいて衣食住に足りていて好きな本を読んでいられるという時点で
かなり恵まれた存在であることを忘れてはならないと思いました。