前半は難しいことを言っているなぁと思いながら読んでいたのですが
働き方の具体例が出てきたあたりから面白くなりました。
昔とは比べ物にならないぐらい長く働くことになる昨今、
40代から第二のキャリアを積んでもいいのではないかという話です。
わたしは現在Webライターの端くれをしていますが
本当にやりたいことは別にあるのではないかという思いはあって
それが実現できる社会になるのなら幸せなことです。
「老後に必要な金額は月々の生活費より寿命で決まる」
というくだりも印象に残りました。
面白かったのはちきりんさんが仕事を辞めたとき
「コンビニやスーパーのパートでも最低限の生活費は稼げる」
と思っていたというくだり。
こういう本を書けるような人でも
コンビニやスーパーで働くことを考えるのかという意外に思う反面、
案外そういうものかもしれないという気もしました。