世間で常識とされることに対して
「ぼくだったらこう考える」ということが
一問一答形式のように書かれています。
ところどころ、ためになると思える部分はあります。
しかし文章が気持ち悪いです。
読んでいてイタい大人としか思えません。
一例を挙げると、こんな感じです。
「友達は多い方がいいよね。
少ないと寂しいヤツみたいじゃん。」
→きゃっ、ぼく、寂しいヤツ?
友達の人数は自慢できませーん。二〇人くらいかなあ。
終始こんなノリです。
そういうものだと思って読めばいいのですが
わたしはずっと違和感をぬぐえませんでした。
内容も常識を否定するだけなので
「みんなと違う俺カッコいい」という印象。
もう少し他のやり方があったんじゃないかな?と
思うような本でした。