ウッチャンこと内村光良さんの小説です。
映画化もされていますね。
さすがに自叙伝ではないと思うのですが、
ウッチャンが秋田泉一を演じている様子が容易に頭に浮かんできます。
ドタバタコメディらしい雰囲気ではありますが、
人生とは何か考えさせられるところも多くて、いい小説でした。
電車の中で読んだら移動時間があっという間に感じられました。
読みやすい小説なので、中学生ぐらいから無理なく読めそうです。
現実世界とリンクしているところも良かったです。
そのころの流行歌や芸能人がちりばめられていて、
実在しないはずの秋田泉一が同じ世界のどこかにいたような気がします。