辞書の編纂でおなじみ飯間浩明さんの著書です。
内容はなかなか難しかったです。
タイトルのとおり「書き換えトレーニング」が出題されています。
上手に書き換えができたらかなり文章が上手くなるでしょう。
「~が~ので」「~が~と」「~が~のに」のあとは行為者が変わる
という指摘にはなるほどと思いました。
あと、「が」「て」で文章をつなぐのではなく
具体的な接続詞を考えるという点も勉強になりました。
書き換えの例題に出てくる文章は
子どもの作文から夏目漱石の文章までさまざまです。
文体の違いを楽しみながら読むことができました。