角田光代さんの直木賞受賞作。
10年以上前に読んで、「なんか事件が起こる」ということは覚えていたのですが、細かいところは覚えていなくて楽しく読めました。
主人公の年齢が今の自分とぴったりで、身につまされるところが多かったです。
夫と姑がステレオタイプすぎる気がしましたが、15年前ってまだこんな感じだったのかなとも思ったり。
小夜子が事件の真相を誤解したまま終わるところが好きです。
対岸の彼女
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