女流棋士の香川愛生さんの著書。
香川さんを知ったきっかけはアルティメット人狼でした。
裕福な家で生まれ育ったお嬢様だと勝手に思っていたのですが、
そうではないらしいということがわかりました。
ジュースがもらえなかったことに腹を立ててその道場に行くのをやめてしまったとか、
リアルで赤裸々な記述が面白かったです。
奨励会に入って、結局やめたあたりの記述がぼんやりしていて、
「私にとって自殺を決意したようなものでした」と書かれているものの、
もう少し詳しく知りたかったなぁと思いました。
書きたくないぐらいつらかったのかな?という感じもしますが。
内容以外では誤字脱字や数字の間違いが複数あるのが気になりました。