たまたまこの作者の光本正記さんの書いたものをネットで見かけて、
小説を出しているらしい→読んでみよう→この人もう亡くなってるの???ってなりました。
デビュー作にして遺作です。
発行日は2013年1月1日で、2014年3月31日に亡くなっています。
それでこの本も人の死を扱ったもので、とにかくたくさんの人が死にます。
ストーリーはあまり愉快なものではないのですが、先がどうなるのか気になって一気に読みました。
でもラストがいまひとつで、「う~ん」という感じ。
もう二作目が出ないと思うと、悲しいとかつらいというより恐ろしい思いがします。