やなせたかしさんの自伝的な本です。
子どもがアンパンマン大好きなので
「どうしてこうもアンパンマンを好きなのか」と思っていたのですが
こんなに愛情込めて作られたキャラクターだからこそ
多くの子どもに愛されているのかなぁとなんとなく納得しました。
悲しい話も多く、あまり楽しい本ではないのですが
やなせたかしさんのことを知りたい方にはとてもおすすめです。
「人生は椅子取りゲーム」のくだりも良かったです。
やなせたかしさんは50歳ごろにアンパンマンを描き始めたそうで
人生何があるかわからないと書いています。
わたしもまだ夢を持ち続けていいのかもしれないと思わせてくれました。