電池が切れるまで

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電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ (角川文庫)

テレビドラマ化もされていて
なんとなくタイトルだけは聞いた覚えがあったのですが
この「電池が切れるまで」の元になった詩は初めて知りました。
難病の女の子が命を電池に例えて書いた詩なんですね。

そのほかにも子ども病院に入院している子どもたちの詩や作文や絵が載っています。

次の章には子どもたちのお父さんやお母さんの言葉が載っています。
その中で、作品を残した子どもの一部はすでに亡くなっていることが判明します。

作品を読んでいる間はなんとなくこの子たちは生きていると思っていたので
お父さんやお母さんの回想を読んで亡くなった子もいることがわかり、ショックを受けました。

薄い本なのに生と死のドラマにあふれていて、
すごくいろいろなことを考えさせられる本です。

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